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【初級】小さながんも見逃さない!がんを見分けて映し出すナノマシン

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2016年5月、東大等の共同研究チームからがんの悪性度を検知する『ナノマシン造影剤』を開発という発表がありました。

この研究がどうすごいのか今回は対話形式で見ていきましょう。

先生、この研究のすごいところを教えていただけますか?


はい。しっかり勉強していきましょう。この研究は大まかに言うと“がん”を検出する技術が上がったという話です。


そもそも“がん”ってどうやって診断するんですか?


主に血液検査と画像診断、場所によっては内視鏡検査などによって判断します。今回は画像診断技術、特にMRIについての研究です。


 

MRIって聞いたことがあります。医療ミステリーにも出ていました。測定中にすごい音がするんですよね。


よく知ってますね。最近は医療ドラマや医療ものの小説なども多いので医療機器が身近になっていいことだと思います。


でもがんの診断に使うことは知らなかったです。それでこの研究はどこがすごいんですか?


MRIによるがん診断にはがんを検出しやすくなるように造影剤というものを使うのですが、この造影剤をがんのみに集めることは非常に難しいため、初期のがんなどの小さながんはほとんど見つけることができませんでした。


“でした”ということはそれができるようになったということですか?


そうです。今回の研究ではがん組織で壊れるナノマシンを開発し、マウスにできた1.5mmの非常に小さながんをも検出することに成功しています。



小さながんを見つけられるということは、手遅れになる前にがんを発見して手術ができたり、転移したがんへも対応できるようになったりと大いにがん治療が発展することが期待されます。


へえー、がんを見分けるナノマシンですか。なんだかSFの世界みたいでかっこいいですね。

がんで亡くなる人も多いですし、期待が広がりますね。


要するにがん組織だけで壊れるカプセルみたいなものです。この研究チームの得意分野みたいですね。


さらにこの研究のすごいところは今回のデータは広く普及しているMRIで得られているという点も重要です。特別なMRIを用いなくてもレベルの高い診断が可能となります。


へえー、どこでも診察できるようになるんですね。


はい。日本はかなりMRIが普及している国ですが、もっと普及率が上がっていけばいいと思います。


でもお高いんですよね?


今ならなんと約1億円!安い!

どんどん購入していきましょう。


  中級・上級記事も読む

-Micelle, 初級

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